「子どもたちとの対話」から学ぶ・・・・・ 〔掲示板〕から移動  1230

【Q&A.ひとりあること(1)】
『 Q: ひとりあるとはどういう事か。神秘的な状態か。自分を関係から解放することを意味するのか。ひとりあることは理解への道か、外部の争いと内部の圧力からの逃避か。

A: 私たちの大抵は関係の中で私たち自身を分離しようとしていないでしょうか。私たちは人々を所有しよう、人々を支配しようとします―それは分離の一形態ではないでしょうか。

私たちの信念、観念は分離の一形態です。私たちが身を引くとき、放棄するとき、それは分離の一形態ではないでしょうか。内部の圧力と外部の争いは私たち自身を防御し、閉ざすよう強います。それは分離の一形態ではないでしょうか。

分離を通じて何か理解があり得るでしょうか。私があなたに抵抗するなら、私の考え、私の偏見、あなたの批判等々の中に閉じこもるなら、私はあなたを理解するでしょうか。

私があなたを理解できるのは、私が分離していないとき、私たちの間に障壁が、言葉の障壁も、心理的な状態の、気分と性癖の障壁もないときです。

理解するためには、私はひとりあるのでなければならないのではないでしょうか。閉じ込められていない、影響されていないという意味でのひとり。私たちの大抵は組み立てられています。私たちは記憶、性癖、偏見、無数の影響から成り立っています。そしてそういったすべてを通して、私たちは何かを理解しようとします。』(K)


私の学習経過:

『  私たちは関係の中で私たち自身を分離・・人々を所有・支配―分離の一形態。

私たちの信念、観念・・身を引く、放棄するとき、内部の圧力と外部の争い・・自身を防御、閉ざすよう強いる・・分離の一形態ではないか。

分離を通じて理解があり得るか。あなたに抵抗、考え、偏見、批判の中に閉じこもる・・あなたを理解するか。

私があなたを理解するのは、私が分離してない・・言葉、心理、気分と性癖の障壁もないとき。

理解するには、私はひとりあるのでなければならないのではないか。閉じ込められ、影響されていないひとり。私たちは組み立てられ、記憶、性癖、偏見、無数の影響から成り立って・・すべてを通して、理解しようとする。』

私たちが「生きる」ときに、誰にも問いかけてくるこの基本的な疑問について、ここで考えてみることは、社会・教育、さらに「生活とは・・関係とは・・・」を改めて理解するきっかけになるでしょう。