わずかな救いになるのか・・

明らかな大ウソつきで救いようのないこの国の総理大臣と、わかっていながら支える自民党議員その他勢・・・そんな救いようのないこの国の政治。
そんな中に、わずかながらの光になるのか・・この人の発言。

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加計・森友、自民からも異議 小泉氏「特別委設置を」 竹下氏、調査検証へ 朝日 2018年6月7日 
 自民党小泉進次郎・筆頭副幹事長が6日の党会合で、加計学園問題を調査する特別委員会の国会設置を求めた。前日には、森友学園問題で竹下亘総務会長が財務省調査に異議を唱え、党独自に検証する考えを表明。安倍晋三首相に近い党幹部らが問題の幕引きを急ぐ中、2人の発言は波紋を呼びそうだ。

 「どう考えても、『愛媛県にうそをついた』というのはおかしい。(参院に)特別委員会を立ち上げてほしい」

 参院橋本聖子会長や吉田博美幹事長も出席した6日朝の会合で、小泉氏が声を上げた。愛媛県文書に書かれていた学園理事長と首相の面会を学園側が「なかった」と否定していることを挙げ、「おかしい」を連発。参院自民党が、参院の行政監視機能を高めるためにも定数増の必要性を訴えていることを逆手に取って、「与党の方から『委員会を設置してくれ』ということが真の行政監視だ」と提案した。

 表に見える党内の大勢は、首相やその周辺の意向に沿って幕引きムードだ。この日の会合でも、出席者から「外交などの重要課題もある中、いつまでも森友・加計問題をやっているのか」という声も上がった。

 ただ、小泉氏の発言を「正論だ」(閣僚経験者)と好意的に受け止める意見も党内にはある。世論の人気を背に党内に一定の影響を持つ小泉氏の提案は実現するのか。特別委の設置を求められた参院幹部は「ありえない」と、今のところ距離を置いている。

 一方の森友問題。5日の総務会で財務省の調査結果に異論が噴出したことを踏まえ、竹下氏が検証を表明。竹下氏自身も調査結果を「ストンと落ちる状況ではない」と指摘した。

 問われるのは、財務省の調査以上に踏み込めるかどうかの実効性だ。党に3月に設置された「財務省公文書書き換え調査プロジェクトチーム」は、首相に近い柴山昌彦・筆頭副幹事長が座長を務めた。問題に厳しく切り込むことはなく、「現在は休眠状態」(党幹部)。

 竹下氏はこのプロジェクトチームを再活用するか、新たに調査委員会を立ち上げるかを検討する。メンバーの選定や調査のあり方についても「もう1回総務会で話をすることもあるかもしれない」と述べ、首相に批判的な総務会メンバーにも意見を聴く考えを示している。(南彰)